
ダイエットしようと思って、食生活も変えていこうと思ってるんだけど、ついつい、また食べちゃって。意思が弱いんです、私。

米国Precision Nutritionヘルスコーチのあゆみです。
わかる、わかる。ダイエット中でもついつい食べすぎちゃうこと、ありますよね。
私も自分の意思が弱いせいだー、って自分をせめちゃったことあります。
でも、それは、意思が弱いせいじゃないよ。
ダイエット中。ついつい食べすぎたりすると、それは、自分の意思が弱いせいだと、自分をせめがち。でも、自分をせめるのは、もう止めよう!
自分の意思が弱いせいではなく、悪いのは、実は、囲まれた「環境」なんです。
自分をせめると、結局、負のスパイラルに入りこんで、ますます、自己嫌悪に。そんな負のスパイラルから、抜け出す方法を紹介します。
この記事では、ダイエットがうまく続かず、自分の意思が弱いと思っている方に、ダイエット食事生活がうまく進むための、「環境」の作り方をお伝えします。これを読めば、ダイエット食事生活に必要な「環境」が作れます。
ダイエットできる、キッチン環境を作ろう

何事もまずは、環境が大切。
例えば、英語が話せるようになりたい!と思って、ずっと日本にいて、日本のテレビばっか見て、日本の本ばっか読んで、日本人とだけ関わっていると、なかなか英語は上達しません。海外留学する、のが一番早いですが、海外留学だけでなくても、日本にいながら、英語のテレビを見たり、英語の本を読んだり、英語を話す友達を作ったり、と環境を変えることで、目標にグンと近づきます。
ダイエットの食事も同じで、まずはダイエットができるように、環境を整えてやること。
ここで言う環境とは具体的に「キッチン環境」のことになります。
ダイエットのためのキッチン環境の作り方を、3つのステップで紹介します。
Step1:家にある食べ物をリストで分けて行こう
冷蔵庫、冷凍庫、棚、そのほか食べ物を保存しているすべての場所にある、食べ物をもう一度確認しよう。
それぞれの食べ物を、「赤、黄、緑」に分けていきます。
「赤」:ダイエットするうえで避けたく、自分にとって、良しとされない食べ物。例えば、こんなもの。

私の場合の「赤」リストの一例。
ポテチとかのスナック菓子:好きすぎて、食べすぎる。
牛乳:最近お腹が痛くなるからなくていい。
インスタント食品:加工食品だし、好きじゃない。
「黄」:スローダウンした方がいいかな、と思う食べ物。または、外食の時に友達や家族と食べればよくて、家にいる時に食べなくてもいいもの。
「緑」:いつも食べたいもの。栄養価が高く、いい気分にさせてくれるもの。普段の食生活に積極的に取り入れたいもの。ホールフードは通常、このリストに入ります。
- 自分自身にとってのリストを作ろう。砂糖だから、ダメ。油だから、ダメ。とかのルールはなし。あくまでも、自分のゴールにとって、どうなのか?を考えよう。
- あんまり細かくすると続かないので、一つ一つ、細かすぎなくても、ざっくりわけてOK
Step2:食べ物がある場所のクリーニングをしよう

コンマリ流の片付けじゃないけど、ときめかない、赤リストのものは、処分していきましょう。もったいないな、と思う場合は、友達にあげたり。
食べ物を無駄にしたくはないですが、食べすぎることこそ無駄なことですし、今後、赤リストのものを買わなくなるので、その分は節約することもできます。
次に、黄リストですが、これはいくつか選択肢があります。
- 思い切って処分
- 食べすぎを防ぐために、少しの量を残しておく
- 見えない場所やとりにくい場所に置いておく
最後に、冷蔵庫、冷凍庫、パントリー、そのほか食べ物を保管している場所が、緑リストでいっぱいになるようにします。届きやすいところに配置していきます。例えば、
- 手作りのグラノーラを棚の届きやすいところにおく
- 小腹が空いた時にすぐ手が届くように、カットしたフルーツを冷蔵庫の手前におく
- 茹で卵を準備しておき、冷蔵庫にキープしておく
- 野菜や果物を増やそうと思って、一度に買いすぎないこと。たくさん買いすぎると食べきれず、腐らせてしまうことに。
- 最初から無理をせず、小さなところからスタート。そこから、少しづつ、習慣づけていこう。
- 家族や誰かと一緒に住んでいる場合は、事前に話しをして協力してもらおう。または、一緒に、ヘルシー生活スタートするのもよし。
Step3:観察しよう
今度、赤リストや黄リストの食べ物が欲しくなったら、どうなるか観察しましょう。
代わりに、目の前にある緑リストのものを手にするか?わざわざ、スーパーに行って、買ってしまうか?それとも、何も食べないか?
自分の行動への「気づき」は大切で、気づくことによって、このまま頑張っていこう、これは変われねば、と思うことができます。
ダイエット。やっぱり、意思が弱いわけではなかった。

家にあれば、あるものを食べちゃいますよね。
安いからと思って、スナック菓子を2つ買ったら、そこにあるからという理由で結果2つとも食べちゃったよ、と言うことが私には多々ありました。
なけりゃ食べないけど、あれば食べる。特に疲れた時なんて、一番近くにあるもの食べたいですもん。
と言うことは、ヘルシーなものを家に置いておけば、自ずとして、そのヘルシーなものを食べることになります。
なので、意思やモチベーションの問題ではなくて、おかれている環境が一番大切。
食べない方がいいものは、そもそも買わないのが一番だけど、時には無性に食ベたくもなるもの。
完璧じゃなくていいから、そんな時は、その時に食べきれるだけ買えばOK。
私も、たまに、無性に食べたくなって、ポテチ買いますもん。でも、買い溜めはしません。
完璧じゃなくてもいいから、小さな一歩から踏み出そう!
コメント
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